vintage card

古い葉書きは絵柄の手の込んだものも多く、
インテリアの小物としても存在感があります。

外国の方の達筆な文字(?)は解読不可能なものも多いのですが、それはそれで雰囲気がありますね。

現在のような郵便制度が整ったのはヴィクトリア時代の英国が最初。
当時は後に有名になる画家の多くが、ポストカードやクリスマス・カードのデザインをしていたこともあり、芸術的なカードが多く生産されたようです。

切手の制度も、勿論この時英国から始まりました。
つまり、世界初。

というわけで、英国の切手には国名の表記がないのだそうです。。。(当然、我々大英帝国以外にない!!ということですかね。)知らなかった。。。

Portbello Road

ポートベローでのアンティーク・ハンティングは
アンティーク好きには至福の時間ですが、
世界中から多くの人が集まる場所でもあるので、
ある程度の緊張感も必要です。

観光客や、現金を持ち歩いているディーラーを狙ったスリなども多いと聞きます。
幸い私は被害にあったことはないのですが、油断は禁物ですね。
くれぐれもお金の入ったポシェットを背中に回して、
掘り出し物探しに夢中になる、、なんてことのないようにしなければなりません。

折角の楽しい時間ですので、トラブルなどで台無しになってしまうのは、あまりにも残念です。

話は変わりますが、ポートベローでの休憩について。

ここ数年で通りにもたくさんのカフェやレストランがオープンし、休憩場所に困ることはありません。
(昔は通りのパブに入るか、マーケットのある日だけに出るワゴンのティー・スタンドで立飲み、、、だったのですが。
でも私はそちらも大好きです!)

ただ、やはり土曜日はどの店も大混雑!!
お手洗いを借りられるカフェやレストランの席を確保するのはとっても大変です。

そんな時は、ポートベロー通りと垂直に交わる通り(West Bourne Grove)や、平行にはしる通り(Kensington Park Road)に移動するのがベターです。

角を一つ曲がっただけ、通りを一つ隔てただけで、驚くほど人込みを避けられます。
ノッティング・ヒルという土地柄、お洒落なお店も多く、
「洗練された地元の人々の週末」も垣間見ることが出来て、
これもまた、ロンドンの中心地のマーケットならではの楽しみでもあるのです。

さて、休憩後まだ余力があったら、ポートベロー通りをさらに北上してみて下さい。
途中からアンティークのストール(店)が通りからなくなり、フルーツや野菜などの食料品や日用品を売るストールが出現します。
こちらは週末以外にも出ている、地元の人のためのマーケット。
(映画「ノッテぃング・ヒルの恋人」で、傷心のヒュー:グラントが通りを歩いていると、背景の季節がどんどん変わっていく、あのシーンのところです。)

そのまま行くと、どんどん混沌として、雑多な雰囲気になっていくので、ちょっと不安になるかたも多いかも。

電車の高架下辺りにも古着などのストールが出ているのと(こちらは金曜日にも古着中心のマーケットが出ています。)、数件掘り出しものが見つかる店(ただし、店内はぐちゃぐちゃ、、)が。

さらに北上すると、人通りがめっきり少なくなるのですが、
Golborne Roadにさしかかると、退廃的な通りに、また突如として素敵なお店が何軒か現れます。

この辺りはもともと移民の人々が住む町であったノッティングヒルの、昔の姿がそのまま残っているようで、少し緊張するけれど、エキゾチックでノスタルジックなムードが漂い、
いつも足が向いてしまいます。

Portbello Rd

土曜日の早朝、Notting Hill Gate駅で地下鉄を降り、
ポートベロー・ロード方面と書かれた出口の階段を上る。

すぐに右折して、通りの左側を道なりに進んでいくと、
正面にこの小さなホテルが現れる。

このホテルを右手に見ながら、さらに直進。
数件の店やカフェはあるものの、こじんまりと可愛らしい住宅地がしばらく続くので、少々不安になるのですが、
自分を信じてそのまままっすぐ。

すると、横切る道の向こうに、突然の人込みとテントの屋根、そして、それらを照らす薄明かりが見えてきます。
そこがポートベロー・ロードの南端。

欧州最大規模である
ポートベロー・アンティーク・マーケットの南の出発地点です。

アンティークの聖地はそこから北に向かって続いていき、
まだ薄暗い時間帯にはアンティーク・ディーラーで、
そして、朝の9時ごろにもなると、
世界中からのアンティーク・ハンターや観光客で埋め尽くされるのです。

昨晩BSテレビで、このポートベロー・ロードが取り上げられていました。
生まれてから何十年もずっと、このポートベローで暮らす2人の人生は、やはりアンティークのマーケットがなくてはならないようでした。

アンティークの宝の山、人込み、道端のごみくず、
世界各国の言葉、、、、

私にとっても全てが魅力的です。

flower basket

昨日のフラワー・アレンジメントのレッスンでの
Chieさんの作品です。

レッスン中に撮った写真があまりにピンボケだったので、
今日慌てて、作品を置かせて頂いているブールマンさんにお邪魔して、撮らせていただきました。

一日経ってしまいましたが、まだまだ綺麗に咲いてくれています。

数種類のグリーンの中に、姫百合のオレンジ等が鮮やかで、
かえって涼しさを引き立てているようです。

いっけん無造作な自然のままの様で、
実は緻密に計算されている
まさに英国のコテージ・ガーデンのイメージです。
(でもブールマンさんのシックな空間で写真におさめたら、
なんだかオランダ絵画の様にもなりました!)

昨日のブログの作品と全く同じ花材なのに、
こんなにも雰囲気が異なるなんて、驚きですね。

ご参加頂いた皆さんも、普段はこんなにたくさんの種類の花をアレンジすることはないから、、、と
ちょっと苦労はされていましたが、
出来あがりはそれぞれにとっても素敵でした。
(私の個性的な作品以外は、、、)

アティックとChieさんとのコラボレーションは
今後も引き続き予定しております。
(実は次回のテーマも何となく決めているのですが、、)
皆様からのご希望等もうかがえれば嬉しいです。

これからもどうぞ宜しくお願い致します。

flower arrangement lesson attic X Chie

今日はChieさんを講師にお招きしての
フラワー・アレンジの講習会でした。

場所はご近所のカフェ、「ブールマン」さん。

漆喰の壁、アンティークの家具、、、
ジャズが流れる店内で、ご参加頂いた皆様との
わきあいあいとした素敵なひと時となりました。

今回のテーマは「Summer Cottage」。

オアシスの入ったワイヤー・バスケットにアレンジします。
草花が咲き乱れる英国の庭園に
ピクニックに行ったようなイメージでしょうか。

Chieさんが夏らしい爽やかな色合いのお花を
たくさんご用意下さいました。

今回もお花を提供して下さったのは、下北沢のお洒落なお花屋さん「Flower Bar Gardena」さん。
びっくりするほどお安いのに質が良いお花を揃えていらっしゃるので、今日も予算内でとってもゴージャスになりました!

まずはChieさんが、お花の名前や、基本的なお花の扱い方などを交えて説明しながら、デモンストレーション。

さすが!!ささっと素晴らしいフラワー・バスケットが完成です。

そしていよいよ、各自がアレンジ開始。

おしゃべりしたり、集中して無口になったりと、
楽しい時間でした。

それぞれ完成したものにChieさんが少し手直しをしてくださるのですが、ちょっとしたことで驚くほど見違えるのには、一同感動!
それにしても、皆さんオアシスでのアレンジはあまり経験がないとおっしゃっていたのに、とってもお上手でした!
しかも、皆さんは先生に褒められていたのに、
私の作品はと言えば、先生から「個性的」という微妙な評価を頂いてしまい、、、、。
次回は頑張るぞ!!

その後は、時間が経って元気がなくなったお花も生き返るように、
恒例!!アティックの商品を使ってのアレンジを
先生がデモンストレーション。

食卓や窓辺などを涼しげに、かつ、華やかにしてくれそうなアレンジを見せて下さいました。

最後はお楽しみ、ブールマンさんのコーヒーや紅茶を頂くティータイム。(評判のチーズ・ケーキの追加オーダーしてしまいました。。)

真夏の暑さだった今日、
涼しい場所で、お花に癒されながらの楽しい時間でした。

ご参加下さった皆様ありがとうございました!!

これからも不定期ではありますが、テーマを替えて開催予定です。
こちらのブログでお知らせさせて頂きます。
是非ご参加下さいませ。

フラワー・バスケットの写真を撮ったものが
まさかのピンボケ。。。
とりあえず今日は、Chieさんがアティックの商品に生け替えて下さった作品の写真を。

Flower Bar Gardena

Chie Onodera

CAFE BEULMANS

blues

まるで洋服のコーディネートを考えるように
テーブルの上を演出してみる。

テーマ・カラーをブルーと決めたら、
手持ちのブルーのお皿を並べたり、重ねたり。

様々なニュアンスのブルーで、
年代もモチーフもバラバラなのだけれど、
なんとなくしっくりくるのは、
やっぱりアンティークのマジック!

* 明日のフラワー・アレンジメント講習会ですが、
まだお席ございます。
明日お時間がありましたら、涼しい場所で、涼しいお花をご一緒にアレンジしてみませんか?
是非ご参加下さい。お待ち申し上げております。

お問い合わせ、お申込みはお花の用意の都合上、恐れいりますが、本日中にアティックまでお願い致します。
tel/ 03−5490−6601

things I love

家中を自分の好きな、素敵なもので揃えたい。。。

究極の理想ではありますが、
これがなかなか難しい。

見栄えのよろしくない生活必需品も置かなければなりませんし、
家族の趣味や希望とも折り合いをつけなければ。

せめて一部屋だけでも、、、。

いや、せめてこのキャビネットの中だけでも、、、。

いやいや、せめてこのサイドテーブルの上だけでも、、、。

限られた空間の中だけでも、
夢の世界は作ることが出来るはず。

そこに頭を悩ますことも、それはそれで楽しいかも。

まずは好きなものを一か所に集めてみることから始めましょう。

お気に入りのヴィクトリアンのティーカップ・ソーサー。
夏らしい色のネックレス。
すずらん柄のヴィンテージのパウダー・ケース。
そして、ロマンティックな古いカードも。

大好きなものとの出会いを求めて、
アティックに是非ご来店くださいね。

* 誠に勝手ながら、7月4日はフラワー・アレンジメントの講習会の為、14:00〜16:00の間、
店は休ませて頂きます。
2軒先のカフェ、ブールマンさんにおります。

roses on the wall

部屋の壁や柱のちょっとしたスペースが
なんとなく寂しいと感じたら、
絵画や写真、ミラー等を掛けるのも素敵ですが、

気に入った絵皿を掛けてみるのはいかがでしょうか?

専用のハンギング金具で、
簡単に壁掛けにすることが出来ます。

欧米の家でも、たくさんのお皿を
壁一面に掛けているインテリアをよくみます。

重量もさほどではないですし、
お皿の取り換えも簡単なので、
季節ごとに替えてみるなど、
気軽に楽しめます。

それに何よりも、
またまた見つけてしまった素敵なお皿を
新しく手に入れる格好の口実にもなりますね。

* 7月4日(水)のフラワー・アレンジ講習会のご参加、募集中です。

*7月1日(日)は誠に勝手ながら、12:30よりオープン致します。宜しくお願い申し上げます。
詳しくは20日のブログをご覧下さいませ。

English Wine

「不味い、不味い」と言われ続けてきた英国料理が
最近ではかなり洗練され、美味しいらしい。。
という説は、だいぶ一般的に広まってきているようです。

「ロンドンねぇ〜。でも食事がまずいんでしょ?」
と、一昔前はよく言われたものですが、

このところは
「最近イギリスの料理も美味しいらしいじゃない。」
と言われる事の方が多くなっているのも事実。

そして、先日も書きましたが、ここにきて英国のワインの評判がかなり良いらしいのです。

そんな噂は読んだり、聞いたりしていたのですが、なかなか頂く機会がなく残念に思っていたところ、
昨日より、成城の駅前にある宮崎屋さん(プリムラさん)で
待望の英国ワインフェアが始まっていました!!

私、実は、ワインのことはさっぱり知識がなく、
私の中の評価基準はただ2つ。
「自分の口に合うか。」と
「今日の料理に合うか」のみ。
(ボトルのデザインが好みであれば尚良し。)

そんなわけで、誰も私にワイン選びを託す人もなく、
ひたすら出されたワインや頂き物のワインを
せっせと飲み干してきたのですが、

そんな私も店内に入るなり、
「先日の女王陛下即位60周年記念で出されたもの。。」などの特別なワインや、
耳慣れたロンドンの地名がネーミングされたワインを前に、
試飲させて頂くまえから、すっかり楽しい〜!ほろ酔い気分に!

本当は、私がロンドンで最初にフラット(部屋)を借りた思い出の地、「ナイツブリッジ」(有名なハロッズがあるところです。)と命名されたワインを頂きたいところでしたが、、、残念ながら今回の予算に合わず、「Surrey Gold]という白ワインを頂いて帰りました。
(実はナイツブリッジの部屋も、超ハイソなエリアゆえ、私の様な庶民にはお家賃や物価が高くて、半年で別の場所に逃げ出したのですが、、)

英国内での消費がほとんどで、輸出量が限られており、日本に入ってくる量も少ないことを考えれば、
フランスのワインと比べても全く遜色ないクオリティーという今回のワインは、とってもリーズナブルでラッキー!!

サリー州はロンドンの南東に位置する州。
ロンドンから1時間もかからないそんな近くにブドウ畑やワイナリーがあったなんて!知りませんでした。

英国内でもなかなか出会えるチャンスが少ないといわれる
「English Wine」を頂きながら、
ロンドン・オリンピックをテレビで観戦。

なんて、最高に盛り上がりそうですね。

株式会社ワイン・スタイルズ

今日の写真は
ワインを頂く大人なイメージで、
「Cheese」と描かれたプレートに、
シルバーのオードブル(ピクルス)フォークをそえて。

*フラワー・アレンジメント講習会、まだまだご参加募集中です!
詳しくは20日のブログをご覧下さいませ。

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