daddy long legs

夏休みも終盤に。

良い子のみんなは宿題進んでいるかな?

Y嬢は今年の自由課題に読書感想文を選び、
「あしながおじさん」について書くらしい。

「あしながおじさん」は私も子供の頃大好きだった愛読書の一つです。
ご存じの通り、孤児のジュディが「あしながおじさん」に助けられ、名門の女子大に入学し、様々な経験をしながら学生生活を謳歌して、とうとう、、、。

大金持ちのおじさまが突如として現れて、、、という夢のようなストーリーは勿論のこと、
アメリカの上流家庭の暮らしぶりや、大学生の生活が描かれていて、しかも、翻訳(私が読んだのは多分、曽野綾子さんが翻訳されていた)と文章も何だかとってもお洒落で、、、
何度も読み返した記憶があります。

物語の中には色々なエピソードがあったはずですが、
不思議なことに一番心に残っているのは、
ジュディが高学年になり、学生寮のお部屋が一人部屋になったところで。お部屋に備え付けの家具が、上級生向きに少し上等にな「マホガニー製」のものになった。。というくだり。

まだその頃は純真無垢だった小学生の私の心に、
「マホガニーの家具 = 上等」と強くインプットされたのでした。

当時は{マホガニーの家具」なんていっても、実際にはどれがどれだか??といった状態で、白黒で線描きの挿絵の椅子を見て「ほほ〜」と思っていただけですが、後に大人になって、アンティーク家具屋で働くようになり、たくさんのマホガニー家具に触れることになろうとは。
縁なのでしょうか。。

あれからウン十年。

家具の歴史において、18世紀に、チッペンデールやアダム、ヘップルホワイトなどの家具デザイナーの台頭したのと時を同じくして流行したのがマホガニーだとか、

マホガニーだからと言って、上等なものばかりとは限らないとか、
他の素材でも、同様に(または、それ以上に)素晴らしい家具がたくさんあることなど、
もろもろと知ったわたしですが、

ある日突然、大金持ちのおじさまが目の前に現れて、私を助けてくれる!!なんてことは
もう夢でも実現しないことも知ってしまった、、、

ウン十さいの夏。。

、、、と、あまりの暑さに、ついついグチっぽっくなるので、、

アイボリー色と「マホガニー」ブラウンのクールな組み合わせで。

good bye London Olympic

とうとう閉幕してしまったロンドン・オリンピック。

つづくパラリンピックで、春の女王即位60周年記念行事からの「英国祭り」が一段落となるのでしょうか。

いやいや、私は引き続きしつこくロンドンや英国の魅力をアピールしていきますよ!!

昨晩は男子マラソンを観戦。

バッキンガム宮殿からトラファルガー広場を抜け、セント・ポール大聖堂の脇を通り、ロンドン発祥の地シティへ。
まさにロンドンの観光名所、見どころ満載のコースでした。

最近は西ロンドンに宿を取ることが多いので、東部に遠征する際にバスでしょっちゅう通る、私にとってもお馴染のコースです。
バスだと仕事の移動の間にも観光気分を味わえるので、
私はもっぱら地下鉄ではなくバス派です。

ぼんやりと窓の外を眺めていると、雑誌で見て気になっていたお店を偶然発見し、急きょバスを降りてみたり、馴染みのないエリアでも、意外と素敵なことを知ったりと、色々な出会いもあって楽しいし、とっても便利。
(交通渋滞にあたってしまうと困りものですが、、、)

そんなロンドン・ルート・バス愛好家の私がお勧めするのが、ルートNo,11のバス。

東部ロンドンの拠点となるリバプール・ストリート駅を出て、西部ロンドンの閑静な住宅街まで走る、まさにロンドン中心部を横断するバスです。

そして、途中は今回のマラソンコースと同じ辺りを走るので、まるで観光バスに乗っている気分です。
(しかも、観光バスよりもリーズナブルだし、乗り降り自由!)

バッキンガム宮殿の観光を終えたら、再びNo.11のバスに乗って西に向かってみて下さい。

ロンドン主要駅の一つヴィクトリア駅から、ロンドンでも有数の高級エリア、スローン・スクエアを通り(ハロッズまでも徒歩圏内。周辺の住宅がとっても立派で美しいです。)、
お洒落なショッピング・ストリート、キングス・ロードへ。
ここからチェルシー地区の散策を楽しんだり、美術館の多いケンジントン地区までも歩いて行けてしまいます。

そしてそれがもし夕暮れの時間だったら、
是非テムズ川の河岸へ。

ライトアップされた橋、テムズ川、流れる雲、煉瓦の建物、、、、幻想的で美しい風景です。

girl’s power

夜明け前の私の絶叫が届いたのか、届かなかったか、、
(確実に隣家には届いてしまっていたと思いますが、、、)

なでしこ残念でした。
でも再び女子サッカーの楽しさを味わうことが出来ました。

それにしても、選手達のひたむきさには
勝敗に関係なく感動しますね。
そして、無念の選手の涙には、こちらも切なくなります。。。

ここ数日は特に女子の活躍が目覚ましく、
彼女達の日々の努力と鍛錬は
私にはとうてい想像出来るものではないはずで、
刺激を受けるどころか、
途方に暮れてしまいます。。

まだまだ競技は続くので、
元気が出る色を集めて、
パワーを注入です。

blue sky

昨日、今日と、東京は暑いながらも爽やかな気候で、
気持ちも身体も少し落ち着いたような。

でも今晩(明朝?)はなでしこ決勝!
頑張って徹夜をするか。
それとも、早く寝て、夜明け前に起きるか。。。
to be or not to be…
どちらにしても、身体に堪えそうです。。。

一方、オリンピック中継のレポーターの後ろにチラチラと映るロンドンの景色にも、熱い視線を注いでいる今日このごろ。
大抵、選手村やオリンピック・センターの前だったり、テムズ河と国会議事堂をバックに、という映像ですが、
もっと色々な場所を映して頂けないかしら、、と
とうてい無理な注文を画面に向かって独り言してます。

昨日はヨーロッパ旅行からご帰国されたばかりのS様のお話を伺い、羨ましさのあまり大興奮してしまいました。
(有難うございました!)
次の買い付けはいつ行けるのかなぁ〜。
待っててロンドン!!
頑張れなでしこ!!

antiques market

昨日は有楽町にある国際フォーラムの中庭で開かれた骨董市に出店しました。

フェアやマーケットなどの催事に参加するのは、先日の骨董通りに続いて2回目です。

ビルに囲まれ、大きな木々が目に爽やか、、、とはいえ、
昨日も猛烈な暑さで、なかなかハードなデビュー戦となりました。
大ベテランの先輩方曰く、「これほど過酷な日も初めて、、。」とのこと。
しかも、atticに頂いた場所は会場の入り口端で、日陰になりにくく、、、でも、新人(けっこうなオーバー・エイジですが、、)にはふさわしいと言えますね。

私達以上に大変だったのは、ご来場頂いたお客様でした。
「商品を触ったら熱かった、、。」や、
そもそも「眩しくて商品が良く見えない、、」など、
致命的とも思える悪条件の中でも、多くの方々にatticの商品を見て頂き、またお買い上げも頂きまして、本当に有難うございました。
成城の店にいるだけでは出会えることの出来なかった方々にもatticを知って頂くことが出来て、とっても嬉しかったです。
(残念ながら私はお目にかかれなかったのですが、このブログをご覧頂いている方が、わざわざご来場下さったということで、お暑い中、ありがとうございました!)

また近いうちに参加させて頂きたいと思っています。
その際はまたこちらでもお知らせさせていただきます。

そうそう、昨日はフォーラム内でも様々な催しがあったようで、中庭広場はには、ゲームファンの女子の集団や、浴衣姿の女性もたくさんいらして、我々の様なアンティーク業界人や、骨董にこだわりをお持ちのおじさま達との、異種交流の場となっており、様々な熱気にあふれた、なかなか不思議な空間となっていたのも面白かったです。

外の空気を吸って、太陽のひかりを浴び、(少々ぐったりしているように見えるかもしれませんが、)気持ちはかなりリフレッシュ!
8月も元気に乗り切れそうです。

尚、骨董市に出していた商品は店に持ち帰っております。
「まだちょっと気になっている、、、」という商品がありましたら、是非お電話でお問い合わせ下さいませ。

又、その他、こちらのブログの写真に出ております商品のお問い合わせも、お気軽にお電話を頂ければと存じます。

atticではネットでの販売等は行っておりませんが、
ご注文頂きました商品の発送等させて頂いています。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

olympicnic?

毎日熱戦が続くオリンピックですが、
皆様は観戦なさっていますか?

昨晩のなでしこの試合。
楽しみにしていたのに、「負けてしまったら、、」と心配になって、結局寝てしまいました。。

なでしこの強さを信じることが出来なかった自分を反省です。
次の試合こそは、不安な自分に打克って、強い気持ちで臨みたいと思います。(テレビ観戦ですが、、、、。)

ロンドンでは市内の公園などで、ピクニックをしながらのパブリック・ビューイングが行われているそうです。
ロンドンならではの素敵なスポーツの楽しみ方ですね。

* お知らせ *

明日5日(日曜日)は、有楽町の国際フォーラムでの「大江戸骨董市」出店の為、店は休ませて頂きます。
宜しくお願い致します。

information

誠に勝手ながら、8月5日(日曜日)は
大江戸骨董市に出店の為、
atticは一日休ませて頂きます。
何卒宜しくお願い申し上げます。

毎日暑い日が続いていますが、
いかがお過ごしですか?

私はオリンピック観戦の寝不足と暑さでふらふらですが、
(皆様のご指摘通り、ブログの更新が滞っているのも、まさにこの夏バテが原因です、。)
一方、一流選手達の素晴らしい姿に影響されてか(?)、
何か頑張りたい気持だけはいっぱい!!といった今日この頃です。

ところで、選手の活躍は勿論素晴らしいのですが、
時折映るロンドンの景色が、これまたワクワクさせますねぇ。

昨日は自転車のロードレースがありました。
ロンドン西部、テムズ川沿いの美しい街リッチモンドにある広大なリッチモンド・パークから、、
自転車の大群が列をなして、あっという間にチェルシーの街並を走り抜け、ハロッズ・デパートの横を通り、バッキンガム宮殿まで辿り着いた場面には、興奮しました!

なんてったて、ロンドンの中でも私の大好きなエリア!!
でも、選手達のスピードがあまりにも速過ぎて、
景色を楽しむ時間がなかったのには、少々がっかり。。。
仕方ないのですが、、、。

リッチモンドはロンドンの中心部から地下鉄で30分程。
アクセスも簡単で、旅行日程が限られていて、遠くの田舎町まで行く時間がない場合でも、
ちょっとした小旅行気分で訪ねるのに素敵な
とってもお洒落な街です。
(とは言っても、大変広いエリアなので、時間はたっぷり欲しいところですが、、、)

駅前は洒落た商店が立ち並び、周囲の高級住宅街(ロンドン市内では見られない、一戸建ての大邸宅が軒を連ねています!)に住む住人の姿は、のんびりと優雅。

テムズ河沿いに位置するリッチモンド・パークは公園というより、
その広大さは「丘陵地帯」といった感じです。

ロンドンにいたころには、週末に散歩に出かけたり、川沿いの暖炉のあるパブで食事をしたり、、と
懐かしい思い出です。

いつかのんびりロンドンに滞在出来る機会があったら、
数日リッチモンドのカントリー・ハウス ホテルに滞在して、のんびり散策を楽しみたいというのが一つの夢なのですが、いつのことになるのやら。。
(こじんまりしたB&Bで気軽に、、というのも魅力的ですが。)

選手の活躍に一喜一憂しながら、妄想も膨らむ日々がしばらく続きそうです。

Japanese Sweets

以前雑誌の「国際結婚」特集を熟読していたら(べ、べ、、べつに狙っているわけではないですよ。。。)、
ある日本人の奥様が高熱で寝込んだ際、優しいイタリア人のご主人が、元気が出るようにと、ステーキを作ってくれたとのこと。

日本人的には、身体にやさしいお粥なんかで、ほっこりとしたいところだけれど、やはり西洋の方々は違うのね。。と、とても勉強になりました。(狙ってません!!)

何故こんなことを急に思い出したかというと、
ここ数日の猛暑(酷暑!)で、私もかなりダメージを受けており、今日はついに毎日の日課にしてしまっているコンビニのアイスも受け付けない状態。
(そんなわけもあって、ブログもサボり気味でした。。)

ところが、今日頂いた美味しい「おかき」や「あられ」を口にした途端に、驚くほど気分爽快となり、体中に元気が蘇ってしまったのです!
(ご馳走様でした。とっても美味しく頂きました。)

美目すずしげな姿、程良い塩気、ほんのりとした甘み、繊細なお味、、。
私にとって、夏バテ防止に最適なスウィーツを発見してしまいました!

「麦茶」と「おかき」。
やっぱり日本人だった私。と、弱った時に再認識。

すっかり元気になって、明日からまたアイスクリームが食べられそう!??

SOHO in London

昨晩はテレビで、ロンドンのソーホー地区の。あるストリートの物語を観ました。

ソーホーはロンドンの中心に位置する繁華街。

劇場、ライブハウス、ナイトクラブ、世界各国のレストラン、カフェ、中華街、ワイルド系のブティック、、、。

私の中ではどちらかと言うと「夜の街」だったのですが、
また違った一面を見ることが出来て、とても興味深かったです。

初めて外国でミュージカルを観たのも、ソーホーの劇場でした。
「Five Guys Named Moe」というミュージカルは
6人の出演者のみが登場する小ぶりな作品でしたが、
とっても気に入って、3〜4回も通ってしまいました。
今にも舞台に転げ落ちそうなほどの急な傾斜の
安い3階席の当日券でしたら、学生でも何とかチケットを買うことが出来ました。

合間にはstand byの若い俳優さんが、これまた若者でいっぱいの3階の客席に来てくれて、私達観客を盛り上げてくれたりと、舞台と観客席が一体となった、なんとも楽しい作品だったことを思い出します。

フラット・メートのMOTOKOに連れられて、
初めてシンガポール料理を食べたのもソーホーのレストラ
ン。

20数年前は、東京でもエスニック料理なんて今ほどポピュラーではなく(エスニック料理なんていう言葉すら、あまり聞かなかったような、、、。)、アジアの料理は日本食の他には中華料理しか知らなかった私には、その美味しさは衝撃的でした。

あの頃は、うっかりと一筋道を間違えたら、
ピンクのネオンが輝く、妖艶なお店が軒を連ねていた地区でもありましたが、近頃はどうなんでしょう?

最近では、買い付けで訪れるばかりで、この辺りにはあまり用事もなく、めっきりブラブラする機会が減りましたが、
今度もし時間があったら行ってみようかな。
昨日番組でご登場のテーラーやレコード屋さんも気になるし。。

のどかに花柄のカップでティータイム〜。。
ではない、大都市ロンドンのもう一つの顔ですね。

summer

早くも猛暑続きの東京ですが、
皆様いかがおすごしですか?

大雨の被害が大変な地方もあり、
天候がとっても気になります。

店内を少しディスプレイ替えしました。
場所を替えるだけで、物の見え方って、驚くほど変わります。
「あれっ?こんな商品あったっけ??」
なんてこともありますので、
皆様是非是非チェックしにご来店下さいね。
(スポットでの新入荷品もけっこうありますよ。)

節電と暑さ対策の為に、店内ちょっと薄暗くなっていますが、絶賛営業中です!!!

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