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pressed glass flower vase

いやはや暖かいですね。

日差しも明るくて、うっかり日焼けもしてしまいそうな一日でした。

気分は夏に逆戻?
久しぶりにガラスのご紹介です。

型ガラスの小さなフラワーベース。

バスケットの縁にレースを巻いてあるような形で、
とても愛らしいデザインです。

色はクランベリー色をうんと薄くしたような、ピンク。
(少しサーモンピンクがかってみえることもあります。)

高い所に飾ったり、サイドテーブル等に小さく生けたい時などに重宝しそうです。

これからの季節は、キャンドルと合わせてディスプレイしても
素敵!

sugar bowl and milk jug

さすがは紅茶大国。

英国のマーケットでは、紅茶のカップ&ソーサーだけでなく、
写真の様なお砂糖とミルク用のジャグも多くみられます。

カップ等と同様に、フルセットからくずれたものです。

ボウルとジャグがそれぞれ別々に売られていることもありますが、やはりこうしてお揃いであると、特別感が増しますね。

セットで揃えるとなると、少し派手過ぎるかな。と思われるような柄でも、気軽に手に取ることができるのも魅力です。

autumn in the park

ロンドンでの買い付けの朝、
比較的ゆっくり出来るときは、
ホテルで朝食を頂く前に、
近くのハイドパークへ散歩に出かけます。

散歩といっても、公園前のカフェでテイクアウトしたコーヒー片手に、ベンチでぼーっとしているだけなのですが。。

最近ではジョギングをするランナーに交じって、
自転車通勤の人々もとても多くなりました。

スーツに自転車用のヘルメットをかぶったビジネスマンや
キャリアガールが、美しい芝生と木々に包まれた朝靄のハイドパークを颯爽とゆく姿を見ていると、
いつも私が探し求めているアンティークの街としてだけでなく、動き続けているビジネス都市としてのロンドンが少し垣間見えて、
何だか不思議と安心してしまうのです。

カサカサっと音がするので振り返ってみると、
落ち葉のかげから、リスが飛び出してきました。
ロンドンの公園では、ごくあたりまえのこと。

大都会の中の、そんな小さな平和も
ロンドンの魅力の一つのようです。

air mail

外国からエアメールが届くのは、
わくわく嬉しいものです。

見慣れないデザインの切手に、外国語のスタンプやシール。

封を切ったらいい匂いがしそうで、
クンクンしてしまうのは、何故??

スウェーデンのRicaさんから、素敵なグリーティング・カードが届きました。

森で見つけたキノコや雪景色と合わせて、
Swedish Vintageのテーブルウエアが美しくコーディネートされた写真が、とっても素敵です。

北欧というと、最近ではカラフルなモダンデザインや、素朴な民芸などが注目されがちですが、
Ricaさんが提案するのは、それだけではなく、もっと古き良き時代のロマンティックな世界。

スウェーデンの澄み渡った空気、自然の優しさ、華麗な宮廷文化のエッセンスなどがセンス良くミックスされた感じでしょうか。

現在アティックでも、ヴィンテージの布地で製作された巻きスカートなどをご覧いただいています。

この冬には一時帰国も予定されていて、いろいろな催しも計画されているようですので、ご興味のある方は是非。

Rosenkrona

プティ・セナクル

something I like

空気は肌に少し冷たく感じますが、よく晴れました。

こんな気持ちの良い日は、
仕事が一段落したら、
少しだけ模様替えしてみるのも
楽しい時間が過ごせそうです。

勿論、お部屋を全部というのは大変ですから、
ちょっとしたコーナーに、
自分の好きなものを集めて、
雑誌の1ページのようにディスプレイしてみる。

誰か人を招いて、お茶でもしたくなりますね。

autumn

日中の暖かさとはうってかわり、
昨日の夜からぐっと秋らしい気温になりました。

成城の銀杏の並木はまだまだ緑の葉が茂っていますが、
昨晩からの強風で舞い散った落ち葉は、
黄色く色づいて、かさかさと音をたたています。

テーブルまわりも、
ぽってりとした質感の、温かみのあるものに。

colour?

先日、お客様とお話をしていて、カーテンの話題になりました。

お客様のお宅のカーテンが、想像するだけでもあまりに素敵なので、とっても羨ましく伺っていたのですが、ふと、ある映画を思い出しました。

大好きなオードリー・ヘップバーンがクラーク・ゲーブルと共演した「昼下がりの情事」。

かなり昔に観たので(勿論ビデオでです。)、正直詳しいストーリーは忘れてしまっているのですが、
オードリーが演じるパリの音大生のお部屋が、贅沢ではなくても、とっても可愛かったことが、強く印象に残っています。

特にカーテンがピンクと白のギンガムチェックで、
その頃まだパリになんて行ったこともなかったくせに、
「何だかParisっぽいわ〜!」なんて思っていました。

その事をお客様に興奮気味に話したところ、
一瞬同感して下さった後、優しく一言、

「でもあの映画、白黒じゃなかったかしら??」。

「。。。。。」

私のいい加減さが露呈してしまいました。。
 
でも前向きに考えるならば、想像力豊かとも言える・・・?

モノクロームの映画や、セピアの写真の方が、
より自分の中で豊かな世界が広がることって
皆さんもご経験ないですか?

ところで、やっぱり件のカーテンのことが気になって、
持っていたオードーリーの映画の写真集をひっぱり出してめくってみたところ、例のお部屋の写真が出てました!

なんと、

チェックでもありませんでした。。。

Royal Doulton

自分達が「好き」と感じた物だけを扱っていこう。

と、あまりにも贅沢にやらせて頂いてきました。

アンティークやヴィンテージを中心に。ということはありますが、特定の年代やデザイン、様式などは決めていません。

というか、決められないくらい、色々と好きなものが多くて、、というのが、本当のところでしょうか。

なので、「お店のこだわりはは?」と訊かれると
少々困ってしまいます。

「こだわり」がないのが「こだわり」。と
半ば開き直っています。

陶磁器を仕入れる場合も、窯名や年代によることはほとんどないのですが、

こんなビッグネームに出会っちゃったりしてしまうと、

なんだかんだと言っても、

やっぱり嬉しくなってしまいます。。。。

weekend market

ロンドン郊外で週末に開かれるマーケットに行きました。

そのマーケットを訪れるのも初めてでしたし、またそのエリアに足を踏み入れるのも初めてだったので、期待感でいっぱいでした。

ロンドン内を移動する場合、私はもっぱらバスを利用します。
(渋滞が予想される時以外ですが、、)

外の景色が楽しめるし、街中を走っていると、「こんなところに素敵なお店が!」とか発見があったり、「この辺りはちょっと危険な匂いがする、、」などの察知が出来たり。

又、地下鉄よりも、大きな荷物を持っての乗り降りが楽だし、駅よりも目的地により近い場所まで連れてってくれることも多いので、とても便利なのです。

初めての場所へ行くのは、ワクワク楽しいけれど、ドキドキ感も。

バスに乗る際に、運転手さんに目的地を確認してOKをもらったけど、やっぱりちょっと不安。
長年使ってぼろぼろのバスルートのマップで、バスの進路を確認しつつのショート・トリップ。

途中バスを乗り継ぎ、やっと辿り着いたところは、最近注目されているエリアなだけあり、昔ながらの商店街に、ちらほらお洒落なお店が点在して、とっても良い感じ。
「これは楽しみですな。。」などと独り言もとびだしながら、軽い足取りでマーケットの出ているというストリートへ。

「がが〜ん!」
とってもしょぼ、、、いえ、こじんまりしたマーケットでした。

アンティークを扱っているストールもほんと少なくて、
かなりガッカリ。。

でもまあ、これも旅の醍醐味のひとつ。
たまたまその日だけ、盛り上がりに欠けていただけかもしれないし。
(マーケットの場合、季節や天候により、そういうことがままあります。)

自分で勝手に想像して、期待を膨らましていただけだし、、、。

とりあえず(?)、ベンチソファに花柄のクッションが敷きつめられた可愛いいカフェで休憩。
(まだ何も仕事してないのに、、、)

気を取り直して再びマーケットに参戦したら、
1店アティック好みのストールを発見。
何とか数点、ゲット出来ました!

写真のプレートセットもそこで買ったものです。

最近はなかなかサンドイッチ・プレートのセットで気に入るものが見つけられないので、
いろんな意味で掘り出し物と言えるかもしれません。

短期決戦の買い付け。
ただでは転べません!!

would you like another cup of rose?

昨日の薔薇ですが、小さなガラスの空き瓶に生けてからカップに入れました。
そうしておくと、お水を替える時や、外側の器を替えたいとき等、とても便利。

というわけで、その小瓶を持って、店内をうろうろ。

あっちのカップ、こっちのクリーマー、、、と、薔薇の花を合わせて、一人楽しんでおります。

外は何やら賑やかだと思ったら、
今日は商店街主催のハロウィーンです。

今年も可愛いキッズが思いおもいの仮装で、お菓子片手に楽しそう。

今のところ、私の中でのベストドレッサーは、
お腹にもしっかり詰め物をしていた
小さな男の子のカエル君です。