こんにちは!
成城大学 境ゼミナールです!
今回私たちは、「成城飯店」さんに取材させていただきました。
成城学園前駅から徒歩1分、階段を降りた先のこちらのシンボルマークが目印です。
成城飯店さんは1955(昭和30)年にお店を立ち上げ、今年で創業70年になる老舗の中華料理屋さんです。最初の店名は七面鳥で、1966(昭和41)年にビルに移転して、成城大飯店と改称しました。その後、1989(平成元)年に現在の地下1階からなる新たなビルで再び、成城飯店と改称して現在に至ります。
元々は中華全般を扱っていましたが、新型コロナウイルスの影響から働き方・メニューを見直したそうで、現在は餃子とラーメンに特化したラインナップになっています。
先ほどの写真のシンボルマークは、創業当初の店名にちなんだ七面鳥や以前の店舗の窓枠の形である六角形、現在の主力商品である餃子など、お店の歴史を感じる要素が散りばめられたデザインになっています。
店内はずっと居たくなるような温かで素敵な雰囲気があり、地元の常連さんから長年愛される理由がわかりました!
こちら、私たちがいただいたお料理です。
醤油ラーメン
看板メニューの一つである醤油ラーメンは、創業当初から変わらぬ味を守り続けている一品。透き通ったスープは、あっさりとした口当たりながらも旨味がしっかりと感じられ、どこか懐かしい味わいです。厚みのあるチャーシューが3枚乗っており、柔らかく煮込まれた肉の旨味がスープと見事に調和しています。何杯でも食べられる美味しさでした。
焼き餃子・エビ水餃子
続いてご紹介するのは、成城飯店さん自慢の焼き餃子です。
想像以上の大きさで、餡もぎっしり詰まっており、噛んだ瞬間肉汁が溢れ出します。餃子は一つ一つが手作りとのことで、丁寧なこだわりも感じられました。
エビ水餃子もまた絶品でした。プリプリとした食感の海老が詰まっており、添えられたごま油との相性も抜群です。ご飯のおかずとしても、ビールのお供としてもぴったりな一品です。
冷やし中華(夏季限定)
季節限定の冷やし中華は、「胡麻タレ冷やし中華」「辛しタレ冷やし中華」の2種類をいただきました。
胡麻タレはまろやかでコクがありながらも、シャキシャキとした生野菜とのバランスが良く、最後の一口まで飽きることなく爽やかにいただけます!
一方、辛しタレは程よい辛さがアクセントとなり、暑い季節にぴったりの一皿です。辛いものがお好きな方にも、ぜひ一度味わっていただきたい逸品でした。
創業者である店主のお父様の丁寧な味づくりは今も変わらず受け継がれ、長年にわたり地域の方々に愛されている理由が、女将さんのあたたかいおもてなしと料理からにじみ出る真心にあることを実感しました!
以上、厳しい時期を乗り越えながらも、「変わらない味」と「成城のまちとともに歩んできた店」として今も変わらぬ温かい空間を届けてくださる成城飯店さんの紹介でした!
成城に来たら、ぜひ「成城飯店」さんに立ち寄ってみてください!
今回、取材を快くお受けしてくださった店主の鎌倉様並びにお店の方々、誠にありがとうございました。
《店舗情報》
・店名:成城飯店
・住所:世田谷区成城6-8-1
・電話番号:03-3483-0181
・営業時間:11:00〜16:00
・定休日:水曜日
作成:成城大学境ゼミナール3年 熊田祐月・佐野有咲・長能寛多朗・牧野楓玲