こんにちは。
私たち境ゼミナールの活動報告をさせていただきます。
毎年,私たちが3年次に参加する『経営学合同ゼミナール大会』に今年も出席して参りました!
第28回となる今大会は9月8日~10日に北海道・札幌市で開催されました。
この活動は学生が主体となって企画・運営する合宿型の研究発表大会です。その年の主催(幹事)校が提示されたテーマについてプレゼンテーションを行います。教員と学生が大学の枠を超えて交流し、影響を与え合うことができるため,経営学合同ゼミナール大会は私たちにとって、大きな学びの機会となっています。
今年の主催校である北海学園大学を中心に,近畿大学,甲南大学(2つのゼミ),滋賀大学,相愛大学,鳥取環境大学,法政大学,成城大学,の計8大学9ゼミナール,110名を超える学生が参加しました。
今回のテーマは『ハコモノの有効利用ソフト』です。“ハコモノ”とは国や自治体で建設された庁舎や学校などの施設のこと。日々、建物の建設と解体が繰り返される中で,ハコモノの有効利用の方法と,現状と今後の見通しから課題や改善点についての研究が求められました。
このテーマから,私たちは “公共施設は長く上手に使い、将来を見据えた建物への改修、解体・改築が必要である。”という問題に着目。そこで『公共施設の再生と活用~ハコモノ×〇〇~』と題しました。
16カテゴリーある公共施設のうち,私たちは図書館,学校,倉庫の3つを取り上げて調査しました。
実際にこの3つの現場に足を運び、実態を調査・研究,評価しました。その上で新たな活用提案を行いました。
また、私たちは『ハコモノの有効利用ソフト』というテーマは世界規模で考えるべき問題なのではないかと考えました。7月にSDGs(持続可能な開発目標)についてカードゲームを通して学ばせて頂く機会もあり,世界全体がどうしたら豊かになるかを考えるようになりました。
そこでSDGsの3つの視点「経済・社会・環境」に注目しながら、調査・研究・評価を行いました。
最終的に、図書館には自然や農業、学校にはスポーツ、倉庫には水不足解消 という要素を加え、
・自然と共存する図書館,図書館×次世代農業振興施設
・学校×ユニバーサルデザインのスポーツ施設
・倉庫×水不足解消の一手となる海水淡水化施設
を提案しました。
他大学の学生の方の発表もとても上手でした。非常に緻密な調査がされており、刺激を頂いた3日間となりました!
今回境ゼミナールは,最優秀賞(副題「北海どうでしょう」)を頂きました。皆がそれぞれの得意分野を持ち寄り,集結させたからこそ達成できたのではないかと思っております。
合同ゼミナール大会の準備や発表を通して,皆で協力して1つの目的を達成させることの楽しさを実感しました。メンバー同士の仲も深まり,充実した活動をすることができたと思います。
本当に沢山のことを学ばせていただき,さらに学びを深めたいと思いました。
今後も境ゼミナール一同,邁進して参ります。よろしくお願いいたします!
詳細は下記URLをご覧ください。
http://www.seijo.ac.jp/education/faeco/news/jtmo42000000rbyy.html
成城大学 境ゼミナール 3年 飯田佳乃
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