さくらフェスティバル2019
今回私たちは、4月6・7日に開催された「成城さくらフェスティバル」の取材を行わせていただきました。
さくらフェスティバルは商店街のイベントの中でもっとも大きく、毎年とてもたくさんの人が訪れます。今年は桜が満開の季節とちょうど重なったこと、天気が良かったことなどから例年以上の盛り上がりでした!毎年行列ができるような人気の商品や、桜を見ながら食べるのにぴったりなフード系の販売から、素敵な商品がもらえるクイズなど体験型のものまで、様々なお店や団体が参加していました。
小さな子どもからお年寄りまで、みんなが楽しめるイベントです。
今回私たちは会場をぐるりとまわり、多くの参加者のかたのなかから、2店舗・1団体にお話を伺わせていただきました。
まずはじめにお邪魔したのは、成城コルティ内4階にお店をもつ「名代とんかつ かつくら 京都三条」さんです。
かつくらさんはお花見を楽しめるようにと、かつサンドや唐揚げの販売を行なっていらっしゃいました。なんと、成城のお店では普段買うことができないものもあるのだとか!
さくらフェスティバルには7〜8年参加していて、お客さんがたくさん来てくださるのでとてもやりがいがあるのだそうです。
この記事を見ている方にひとことをお願いすると、「比較的あっさりした美味しいとんかつが召し上がっていただけます。是非お越しください!」とおっしゃって下さいました。コレステロールフリーの油で年配の方や女性にもおすすめのとんかつ、私たちのゼミナールのメンバーも太鼓判を押していました!ぜひ一度お店に足を運んでみてください。
2日目にまずお話を伺ったのは「成城風月堂」さん。駅のすぐ近くにある手作り和洋菓子のお店です。さくらフェスティバルには開始当初から出店されている大ベテラン!
今回のイベントでは桜のお団子、お饅頭にマドレーヌ、散策にぴったりなお赤飯や金時のおこわなど色鮮やかな商品を扱っておられました。なんと店頭で買うより安いものもあるのです。
風月堂さんの魅力は、作りたてのからだに優しくてほっとするような味のできたてお菓子。
小さなお子様から高齢の方まで、みんなが安心して食べることができる昔ながらの味です。ブースにもやさしい桜色のお菓子がずらりと並んでいて、たくさんのお客さんが立ち寄って行かれました。
地元の人に長く愛される風月堂さん。「学生のかたもぜひ、喫茶やお菓子など成城店で利用していただきたい。成城には季節で変わる綺麗なところがたくさんあるから、町をあるいて商店街を利用してほしい」とおっしゃっていました。
素朴ながら品のあるやさしい味のお菓子、ぜひお店で味わってみてください。
そして次に、消防団の皆様にお話を伺いました。こちらもイベント開始当初から参加されている団体さんです。
さくらフェスティバルでは団員募集に加え、火の元の警戒やもしもの時の救急、広報などを行われていました。真っ赤な消防車が目を引きます。
「消防に日常に触れてもらいたい」という思いから、小さなお子様向けに消防服が着られるコーナーがありました。もっと地域に密着し、いるかいないかわからない団体ではなく普通にいるものだと認知してもらうのが目標なのだそうです。
消防団のメンバーは成城の管轄に住んでいる方や勤めている方たちで、皆さま仕事や、いろいろな団体をかけもちしている方も多いのです。つまり、忙しい学生でも興味があれば参加できるということ。絶賛団員募集中だそうなので、そこのあなたもいかがでしょうか!
救急救命の資格を持ち、会場内の危険に目を光らせる姿は格好いいの一言です!
今回取材させていただいた店舗以外にも、たくさんの店舗が軒を連ね多くの人で賑わうとても素敵なイベントでした。
まだ行ったことがない方や、今年参加できなかった方は、ぜひ来年行ってみてください。
親子でご飯を食べても、友達と盛り上がっても、ひとりでぶらりと歩いても楽しめること間違いなしです!
お忙しいなか取材に協力してくださった皆さま、本当にありがとうございました!
成城大学 境ゼミナール3年 鏡原野乃