今回私たちは、4月8・9日に行われた成城商店街振興組合主催の「成城さくらフェスティバル」にお邪魔しました。
今年のさくらフェスティバルは、成城商店街振興組合加盟店によるワゴン販売で33店舗が参加し、成城商店街振興組合による甘酒、ほうじ茶(和菓子付)の無料配布や青年会によるポップコーン無料配布、成城自治会による苗木販売、世田谷区社会福祉協議会によるバザーなどが行われました!2日間でなんと約1万2000人の方が来場されました。
私たちはまず初めに成城商店街の理事長さんにインタビューさせていただきました。
さくらフェスティバルの魅力を聞くと、
「地域の人と交流を深めることが出来る事。そして成城大学大学祭実行委員会がボランティアとして参加してくれる事。」と仰ってくださいました。さくらフェスティバルは、毎年楽しみになさっている方ばかりで、多くの方の笑顔を見ることができ、地域の皆さんが交流を楽しんでいました。このようなイベントが毎年開催されている事は成城の魅力だと思います。また、成城大学大学祭実行委員会の方は10年以上前から毎年、ボランティアとしてさくらフェスティバルのお手伝いをしているそうです。
次にポップコーンを無料配布している青年会の方にお話をお聞きしました。
普段青年会は、南北の商店街に関係なく、楽しい街・人々が触れ合える街を目指し、盆踊りや餅つきなど商店街のイベントをお手伝いされています。4~5年前からポップコーンの無料配布を行っていて2日間で3000個くらい配布されるそうです。さくらの下で交流を楽しみながら出来たてのポップコーンを食べることが出来るなんて素敵です!
次に消防団の方にお話をお聞きしました。消防団は、火災が起きた場合の消防署の消防団員のボランティアをされていて、さくらフェスティバルでは広報活動として小さなお子様が消防服のコスチュームを着て、実際に使われている消防車に乗ることが出来る体験を行っています。
次にボランティアとしてさくらフェスティバルのお手伝いをしている成城大学大学祭実行委員会の方にインタビューさせていただきました。
成城の魅力を伝える一環として成城大学の大学祭で商店街のお店を出店していることがさくらフェスティバルのお手伝いをするきっかけになり、2日間で20人ほどの学生が参加しています。お手伝いの内容はごみ回収や交通整備、来場者のカウント、駐輪場の整備だそうです。
大切にしていることは、大学祭当日も気をつけているそうですが常に来場者に目を配る事と仰っていました。
次に取材したのは成城コルティ2階のカフェダイニングエルヴェさんです。普段は、ランチやデザートから夜の楽しいひとときまでお客様のシーンに応じてご利用いただける開放的な雰囲気のカフェダイニングで、さくらフェスティバルでは普段提供していないソースやきそばを5、6年前から出しているそうです。大事にしていることはボリュームで、普通のやきそばより1.5倍の大きさにしているそうです。普段焼きそばは作らないのでおいしく食べてほしいと仰っていました。香ばしいソースの香りが食欲をそそります!
次に取材したのは成城コルティ4階にある竹山さんです。毎朝築地から仕入れる新鮮なネタを握っているお寿司屋さんでさくらフェスティバルでは、4、5年前から出店しています。限定のメニューを販売していて、おすすめのメニューはやりいかの印籠詰めです。青森のやりいかをさっと煮てかんぴょうとゴマの入った酢飯を詰めたもので、通常のいかめしはスルメイカを使用していますがヤリイカを使用しているので柔らかく、お年を召した方でも召し上がることが出来ると思います。ゴマの香りや食感、穴子を煮詰めて作ったタレとの相性も抜群でした。さくらフェスティバルの魅力は地域貢献ができることで、大切にしていることは地域のお客さまとのコミュニケーションだそうです。
さくらフェスティバルは、1987年に当時、成城商店街振興組合の前身である「成城商店街親富会」の会長と数名の理事、事務所スタッフが ”成城へ桜を観に来る方々にお茶でも配りましょう!”と長机にやかんを1つ置き、紙コップに麦茶を入れて配ったことがきっかけとなり、実施されるようになりました。そして1989年から商店街組合員のワゴン販売を始めました。
今回取材させていただいた店舗以外にも、素敵な店舗がたくさんあります。
皆さんも来年31回目となるさくらフェスティバルに是非参加してみてください!
今回ご協力いただいた皆様、お忙しい中ありがとうございました。
成城大学 境ゼミナール3年
藤本美怜果
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