今回私たちが紹介するのは、成城学園前駅西口を出て北へ徒歩2分の場所にある野間口会計事務所さんです!
事務所にお伺いすると所長税理士の野間口先生をはじめ、職員の方々が温かく迎えてくださいました。
全員集合すれば6名とのこと。
野間口会計事務所さんは、昭和58年に祖師ヶ谷6丁目の御自宅で税理士として独立され、5年後に住まいを離れて成城に事務所の拠点を移されてから今年で27年になります。
はじめに、なぜ税理士になられたのかお伺いしました。
野間口さんが税理士を目指したのは高校在学中。
ご両親を早くに亡くされたため、青年時代は自分でアルバイトをして学費を工面しながらの生活を送っていたそうです。
そんな生活を送る中、「はやく独立をしてより大きな歯車として社会のために役に立ちたい!」という強い野望を持ち始めました。
そしてはじめに目指したのが技術士でしたが、その厳しい現実に挫折していた…
そんな時!同じ寮の先輩が通信制大学に在学中で弁護士を目指しており、話を聞いているうちに影響を受け税理士になることを決意されました。
その後、難関といわれる試験を突破され、見事に夢を叶えたのです。
自らの逆境に打ち勝ち夢を叶えたその精神に、ただただ圧倒されてしまいました。
現在は都内周辺に中堅企業から中小零細企業、個人の自営業など様々な顧客を抱え、各社を訪問し記帳指導や経営に関する助言を行っています。
また、税務の代理や、財務書類の作成も行っています。
野間口さんは東京税理士政治連盟の副会長もなさっており、国会への陳情や、会員税理士による不正行為防止のための指導など、多方面でご貢献、ご活躍されています!
「税理士の仕事は何よりも信頼を築いてゆくのが大切です。」と野間口さんは言います。
そのためにも、自利利他の精神のもと、法令を遵守し、お客様の満足を最優先することが野間口会計事務所の経営方針です。
また、職員に対して最低限の秩序を守ることを前提として、自由で縛りつけない労働環境を心がけることがより良い経営につながるとおっしゃっていました。
事務所のドアを開いた時に感じた、明るく開放的な印象はこの心がけによって創られているのだと納得しました!
この仕事のやりがいについて、
「お客様(経営者の方)に本音で話をしてもらえるときがうれしい。
目では見ることのできない人生の機微(心や生き様)に触れたとき、私も新しい考え方に気づかされることがたくさんある。」
とおっしゃいました。
今後の展望については、
「野間口会計事務所としては人材を育て上げ次の世代へ円滑に引き継いでゆきたい。
また事務所以外では、東京税理士会を軸とする税理士業界において、次世代の人材育成に尽力したいですね。」
と語っていただきました。
税理士として、日本の未来を語られている姿は本当に素敵でした。
普段生活している中で、会計事務所にお世話になる機会は中々ありませんが、こんなに熱意を持ち信頼のおける会計事務所があることは、成城にとっての誇りであると思います。
また、経営学を学ぶ私たちにとって、会計の現場を知ることができる大変良い機会となりました。
大変お忙しい中、ありがとうございました。
野間口会計事務所
<所在地> 東京都 世田谷区成城 6-6-6戸田ビル3階
<電話番号> 03-3484-6901
<営業時間> 9:00~17:00
<定休日> 土・日・祝祭日
成城大学 境ゼミナール3年
渋谷・五月女
月別アーカイブ
2014 © seijo.or.jp all rights reserved.