その前の買い付けでは豊作だったからと、
期待いっぱいで向かったマーケットでしたが、
その日はびっくりするほど良いものに出会わず、、。
そんなに広くない会場をぐるぐると、
1周目は「まだ目が慣れてないのね、、。」なんて余裕でしたが、
2周目には焦りと不安。
何に出会えるかわからない、
そして、何かに出会えるともかぎらない、、、。
それこそが、アンティーク・ハンティングの楽しさであり、醍醐味ですが、
店の買い付けともなると、(しかも、相変わらずの弾丸!!)そうも言ってられません。
こんな時の選択肢は、
1) 多少納得いかなくても、取り敢えず数を揃えるべく、何か買う。
2) そんなはずはないと、集中力を高め、プロ意識を持って、再度見て回る。
3) そんなこともあろうかと、予め考えておいたBコース(他のマーケットなり、店など)へ、急いで向かう。
4) いったんティーブレイクを挟み(わーい!!)
落ち着いたところで再チャレンジ!
5) 今日という日はなかったことにして、これ幸いにと、プライベートな時間をエンジョイ!!
マーケットの隅でしばし佇み、私は考えました。
アティック代表としてきている限り、1)は絶対にダメだ。
ましてや5)などもってのほか。
考えに浮かんだことすら恥ずかしい。
3)という選択肢は勿論正しいが、そこは夕方まで開いているので、午前中いっぱいはここで粘っても、実際はBコースにまだ間に合う。
だったらしょうがない、4))しかないじゃないですか、と
軽ーく2)を無視しようとした矢先、
こちらのカップ達に出会いました。
しかも、そのストールには他にもお宝がけっこうあるではありませんか!
そして、本当に不思議なのですが、一回買えてしまうと、
何故か次々に好みの物達が目に入ってきてしまいます。
結局はいつも通りに、
カートはパンパン、お財布スカスカ、、。
お茶をゆっくり楽しむのも良いけれど、
やっぱり素敵なものを買いつけている時が至福です!
長くなりましたが、
そんなこんなで買い付けた
白地にうっすらと網目模様がうかんでいるカップ。
華奢な雰囲気でとってもエレガント。
トリオで4客揃うのも魅力です。
さらに、BBプレートが1枚あります。
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