小さな花束を意味する「posy」。
18世紀、19世紀の欧米では
レディが可憐な女性らしさを演出する為の
必須アイテムだったようです。
胸元で小さなブーケを手にしていたり、
ごくごく小さな花入がブローチの様になっていたり。。
当時を舞台にした映画の中にも
そんなレディが度々登場しますが、
私にとって印象深いのは
「エイジ・オブ・イノセンス」でウィノナ・ライダーが演じる、
社交界の華、メイ。
クリーム色の豪華なドレスに身を包み、
スズランの花束をそっと手に持つ姿は
それだけで、清純で無垢で、
でもそれだけに、、、。
という、彼女の内面をも表現しているようでした。
花が持つ意味やメッセージを考えると奥が深いですが、
ただ身近にあるだけで気持ちが和らぐ。。
それだけでも十分ですね。
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