flower arrangement by Chie (with a blue jug)

朝起きたら一面の雪景色。

成城の桜並木を歩いていても、いつもはあちこちから聞こえてくる音が、
今朝は全て雪に吸い込まれてしまったみたいで、
特別な静けさの中、毎日見ている街の様子も何となく幻想的。

いよいよ2月も最終日なのに、春はまだ先かなぁ。なんて考えながら店の扉を開けたら、昨日Chieさんが用意して下さった花達で、店中が春の香りに包まれていました!

身近にお花があるって、本当に豊かな気分になりますね。

昨日Chieさんが作って下さったアレンジメントから。
淡い黄色とブルーが花器として使って頂いたジャグにピッタリ。
まさに春を呼び込む色合いです。

因みにミルクガラスの器の中は、少し大きめですが雛あられなんですよ。
こちらも昨日のお茶菓子としてお出ししたのですが、
皆様に大好評でした。

和のお菓子を洋食器に盛り付けてみるのも、
なかなか楽しいものですね

お花をご提供頂いたのは、下北沢の「GARDENA」さんです。

flower arrangement by Chie

アティックでは今日、私達スタッフもずーっと楽しみにしていたフラワーアレンジの講習会でした。

講師を務めて下さったフラワーアーティストのChieさんが、お花の基本的な扱い方や注意事項、身近な道具とお花を使ってのアレンジとコツなどを惜しげもなく教えて下さり、又ご参加下さった皆様も、熱心にご覧になり、積極的に質問等して下さるなど、和やかな雰囲気の中にも活気があって、とても楽しい会となりました。

このような企画は初めてだったこともあり、色々と行き届きませんでしたが、皆様にご協力頂き、無事に第一回目を終了することが出来ました。
ご参加下さった皆様、有難うございました。

行き届かないと言えば、Chieさんが折角素敵にアレンジして下さった作品達を(器とお花を替えて、いくつもアレンジをみせて頂きました!)
私ときたら写真を上手に撮れず、全てをご紹介出来ないのが残念です。。。

さらには、皆様へのお土産にミニブーケもその場で作って下さったのですが、その可愛いブーケも撮り忘れてしまう始末。
これからテーマを替えて不定期に開催していく予定ですので、次回からは私も頑張ります!

今回のテーマは「雛祭り」。
なんと、2輪のチューリップをお雛様とお内裏様に見立てて生けて下さいました。
洋風のお部屋にもぴったりなお雛様飾りになりました。
100円ショップなどでも手に入る小さな乾山を使ってのアレンジです。
アンティークのBBプレート(ブレッド&バター プレート)の魅力もぐっとUPした気がします。
さすがプロの技!!!

お花をご提供頂いたのは、下北沢の「GARDENA」さんです。

coffee break

ドイツのお土産に頂いたお菓子。

ナッツやアーモンドがリッチに香り、とっても美味しい!!
パッケージのデザインもドイツっぽくて素敵です。

旅行先でその土地の文化を理解するには、
伝統的なお菓子や郷土料理を食すのが一番!!と、
結局いつも食べてばっかりなわたしですが、
今日は日本にいながらにして、すっかりドイツに旅した気分を味わうことができました。
有難うございました!

今日はコーヒーと頂いたので、明日はミルクティーと一緒に。

peach blossoms

火曜日にフラワーアレンジの先生をお願いしているChieさんを訪ねて、下北沢のお花屋さん「GARDENA」さんに伺ったら(夜遅くまで営業なさっているので便利!)、380円のサービス花の花束の中に可愛らしい桃の花が入っていて、お得感たっぷり。

約1年ぶりに見る桃の花。
「桃の花って、こんなに桃色だったんだぁ!」と
あまりに当たり前な事に感動してしまいました。

梅の花、桃の花、桜の花、、。
日本の春を呼ぶ花の色は、カタカナでピンクと表現してしまうのがもったいないくらいに繊細で可愛らしい。。

写真はその桃の花とヴィクトリアンのプレート。
西洋の人々が表現する東洋の魅力が、
何となく微笑ましく感じます。

hunger is the best sauce and …..

ロンドンには素晴らしいコレクションを揃える美術館、博物館がたくさんあります。
そして、頑張れば一日で幾つか回れるほどの距離にあるので、短い旅行期間にアートを堪能したい方には嬉しい限り。
勿論、ゆっくり時間をかけて鑑賞出来るにこしたことはないのですが。

又、ロンドンの美術館は曜日によって夜間も開館しているところが多いので、早めのディナーの後にぶらりと、、なんてことも出来ちゃうのです。

最近では各美術館のカフェやレストランの充実ぶりも話題です。
アートにさほど興味がなくても、食事やお茶だけでも楽しめます。
ヨーロッパの美術館には、とびっきりお洒落な人や個性的なファッションの人が集うので、カフェでゆっくりお茶しながら彼らを観察するのも、私にとっては楽しみの一つ。

大好きなヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアム
(V&A)のカフェもいくつか異なるデザインのスペースに分かれていて、どこもとっても素敵なのですが、そこの壁にはこんな言葉が。
「Hunger is the best sauce」(空腹は最良のソース)
なるほど、ごもっとも。

そして、それに続くのが、
「A good cup will make all young」
奥様方!耳より情報ですね。

アティックにも「不老の茶器」ご用意しています!!??

forget me not

忘れな草は英語で「forget me not]。

花言葉は「私を忘れないで」。

淡いブルーに小さな花びらのお花ですが、
こんなに可憐な姿と佇まいだったら、
花の女王である薔薇の中にあっても、
きっと忘れられない存在になりそう。

英国ビクトリア時代は、花言葉に秘めた想いを託し、
花束やカード、身の回りで使う小物やジュエリーを贈り合って、
気持ちを伝えあうことが流行したそうです。

とてもロマンチックな習慣ですが、受け取る側にも花言葉の知識がないと、「???」になってしまいますね。。

今の時代はもっと気軽に花言葉を楽しむのもよいかも。

卒業やお引っ越しなどで離れてしまう友人に、
想い出としてプレゼントなんて、、
いかがでしょうか?

* 2月28日のフラワー・アレンジメントの会ですが、
  お花の準備の都合上、お申込みを日曜日までにさせて頂きます。
プロのコツを学べるチャンスなので、私も楽しみです!
  ご参加、お待ち申しあげます!
  (tel: 03-5490-6601)
  講師のChieさんのブログもご覧下さいませ。
  

rainy thursday

冷たい雨が寒さを2倍に感じさせてるような東京です。

「ロンドンの雨はざっと降ってすぐに止む。スコットランドでは雪と同じように絶え間なく降り続ける。」
先述の小説「クレアモントホテル」の一節です。

ロンドンは雨が多いのは有名ですが、確かによく降る割にはすぐにからっと止んで、またしばらくすると降り始めて、、、なんてことが多い気がします。
しだいに傘を取り出したり仕舞ったりするのも面倒になって、
ロンドンっ子気取りで、傘をささずに平気な顔をしてみたり、、、。

スコットランドは学生時代にエジンバラを訪れただけなのでよくわからないのですが、「雪のように、、」なんて、なんだか寒そうですね。

さて、日本の雨は?

日本語には「雨」の付く美しい言葉が数多くあるように、
色々とバリエーションがあって、とても一言では言い表せない気がしますが、どうでしょうか?

プティ・セナクルさんからお土産にいただいた美味しいチョコレートとコーヒーで、暖まりながら考えます。。

* アティックでのフラワー・アレンジの講習会ですが、
 まだお席ございます。
 駅前でのご用事のついでなどに、お気軽にご参加頂ければとお待ちしております。
 詳しくは2月11日のブログをご覧下さいませ。

London night

昨晩のプティ・セナクルには、たくさんの方にご参加頂き、
有難うございました。
ついつい私自身が楽しくなって、興奮してしまいました。。。

毎回ご参加頂いている方々にお会いできると、とても安心しますし、又、初めての方にもいらしていただき、嬉しかったです。ありがとうございました。

次回は4月に「ロンドンの春〜夏の巻」。
まさにロンドンのベストシーズン!!
色とりどりの草花が咲き誇る爽やかな気候のなか、公園でピクニックしたり、半日くらいちょっと郊外まで足をのばしたり、、、。
大都会とは思えない過ごし方が、数日間の旅行中にも思いっきり楽しめるのも、この季節のロンドンの魅力。

夜10時頃まで明るくなる季節は、アクティブに色々なことを楽しむチャンスですね。

そろそろエリザベス女王即位60周年関連の催しや、ロンドンオリンピックの情報などと合わせて、ロンドンへの注目も増していきそうです。
ん〜!楽しみぃ!!

次回もご都合がよろしければ、是非ご参加下さいませ。
お待ち申し上げます。

The Claremont ( film )

話は戻って、映画の「クレアモントホテル」。

原作にあった少し辛辣な部分が、良い具合に柔らかくなって、
爽やかで、暖かい映画でした。

小説は1970年代に発表されたようですが、映画は現在のロンドンを舞台にしています。
その他、登場人物や細部を少し変えていました。

(全くの個人的な感情ですが)その中で少し残念に感じたのは、ホテルの住所がクロムウェル・ロードからランカスター・ゲートに替えられていたこと。
原作はクロムウェル・ロードとハロッズ、サウス・ケンジントン、そしてハイドパークを挟んで北側に位置するベイズウォーター地区の描写が、色々と物語ってくれていて良かったのですが。
やはり時代設定の違いからなのでしょうか。

一方、印象に残ったのは、灯り。
孤独を感じるパルフリー夫人の部屋ランプ、質素なルド青年のフラットでの食事のシーンでのロウソク、ロンドンのホテルにありがちな真っ赤な絨毯を照らす照明、通りの街灯、、、。
暗くて冷たい季節のロンドンには欠かせないもの。。。

と、またまたロンドン熱が出てきました。
来週プティ・セナクルでお話するのも楽しみです!

お花屋さんの店先もカラフルになり始めましたね。
外はまだまだ寒いですが、、。

SwElegance from Rica

アティックでもスウェーデンのエレガントな一面を紹介して頂いてるRicaさんから、またまた素敵なお知らせが届きました。
(新宿・伊勢丹での催事 2月29日から)

スウェーデンというと、寒い国特有の素朴な工芸品や、機能的なデザインが注目されがちですが、
北欧のベニスと呼ばれる首都ストックホルムなどは、海と森に囲まれながらも、とっても洗練されたエレガントな街。

数年前に私もRicaさんを頼って訪れたのですが、
旧市街や、現在も王室の住まいである宮殿などは、まるでディズニー映画の世界。
(因みに、旧市街はあの「魔女の宅急便」の街のモデルだと聞いたことがあります。)

Ricaさんは今までなかなか紹介されることの少なかった、スウェーデンのそんな一面を
オリジナルブランド[Rosenkrona]の作品やビンテージのテーブルウエアで表現してくれています。

春が待ちきれない季節。
私もとっても楽しみです。

素敵な写真は是非Ricaさんのブログでご覧下さい。