英国での買い付けで絶大なる信頼をおいている P氏。
とあるマーケットの常連さんで、彼を目当てに必ず立ち寄ます。
一見ぐちゃぐちゃで、とりとめのないような品揃えなのですが、よくよく見てみると本当に良いものが多く、
しかもお値段がかなり良心的です。
勿論値札がついているわけてはないので、ある程度買いたいものが決まったら、一点一点値段を訊かなければならないのですが、大量の商品の値段を全て覚えていて(その時決めていたとしても、何度確認しても同じ答えなので、値段には彼なりの理由がきちんとあるらしい)、しかも暗算も完璧。
まったく、頼りになるおじさんです。
でも、風貌がちょっと恐いかも。
すごく背が高いというわけではないけど、西洋人独特の肉厚感があり、しかも、かなりの猫背。
お顔はゴツゴツとしていて、ヘアスタイルはいつもボサボサ。
なんとなく小さい頃に読んだおとぎ話に出てくる、
「森に住む木こりのおじさん」を思い出させます。
服装は、決まってヨレヨレのシャツに、ダルダルのスボン。
でも何故だか良い雰囲気なのです。
極めつけは、足元。
基本、冬でも素足にサンダルがポリシーらしい。
ただ、今回は左右違うつっかけサンダルだったし、
前回は、サンダルのはなおが切れてしまったらしく、
素足とサンダルをスーパーのレジ袋でくくってました。。。
なんて、勝手に色々と書いてしまいましたが、
とっても優しく、親切なので、
毎回P氏に会いに行くのも、買い付けの楽しみなのです。
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