The King’s Speech

映画「英国王のスピーチ」を観ました。

米国アカデミー賞主要4部門受賞の直後、
そして映画の日、ということもあったのでしょう、
映画館は大入り満員でした。

最近は今一つメージャーでない映画ばかりを選んでいたので、
あんなに込んでいる映画館で観たのは久しぶりでした。

とても素敵な映画でした。

実話に基づいたストーリーで、あらすじは事前にほとんど知っており、意外な事実が判明して驚かされたりとか、どんでん返しや衝撃のラスト!!!等もなく、ましてや3Dなどの映像技術でドキドキさせるわけでもない。

役者の演技力と、映画細部にわたる雰囲気や緊張感(詳しくはわかりませんが多分、脇の役者の演技、セット、衣装、音楽等など全て)に引き込まれた感じでした。

これから暗く悲しい戦争が始まる前夜の話かと思うと、
手を叩いて喜んでばかりもいられない気もしますが、
なんとも後味の良い映画でした。

アンティーク好きには、1930〜40年代のインテリアや衣装を楽しめるのも魅力。

個人的にも、映画で使われていた食器に嬉しい発見もありました。

因みに、こちらのクリーマーにはジョージ5世のお顔が。
映画の主人公であるジョージ6世のお父さんです。
映画の中にも登場しますが、なかなかのそっくりさんでしたよ。