ロンドンのホテルで目を覚ますと、まずはカーテンを開けて、「今日もはっきりしないお天気ね、フン!」と確認。
もくもくと身支度。
「さて、今日も張り切りますか!」と部屋のドアを開けると、どこからともなく油を含んだような濃ゆーい匂いがプ〜ン。
時差ぼけもあってか、まだ朝ボ〜っとしている私に、
いつも「そうだ、今私はロンドンにいるんだわ」ということを気づかせてくれる、その匂いの主は。
ご存知!イングリッシュ ブレックファストなのでした。
私が泊まるような、そこそこのホテル、否、安ホテルは狭い廊下に、汚れの目立たない濃い色の絨毯が敷き詰められているところがほとんどんで、よけいに匂いが染み付いているように感じてしまいます。
でも嫌いじゃないんですよね。イングリッシュ ブレックファスト。
日本では「朝から油ものって???」な私も、英国に行くと無性に恋しくなる、真っ黒なソーセージやベーコンや焼きトマト達。
パンも、日本ではフワフワで柔らかーいトーストを好みますが、やはり彼の地では薄くきってカリカリに焼いたトーストを欲する。
やはり食というのは、その土地の気候や風土などに合った伝統的なものが、一番美味しく感じられるということか?
なんて、前置きが長くなりましたが、今日は久々に買い付けた陶器のトーストスタンドです。
トーストスタンドはお客様からのリクエストも多いアイテムですが、前述の通り、英国のものはラックの間隔が狭いものがほとんどで、なかなか日本の食卓では使いづらく、悩んでしまうのです。
こちらは、比較的広めのもので、しかも陶器のものはあまり出会わないので、迷わずゲットです。
(しかも、この愛らしさ)
写真の様にカードスタンドとしてもお使い頂けます。
こんなメッセージ付きのカードと一緒にプレゼントしても。
お知らせです。
今度の月曜日(5月11日)の夜に、石澤季里さん主催のプティセナクルで、「ロンドンを旅しながら気軽にアンティークを楽しんで頂ければ。」と お話させて頂く予定です。
ご興味のある方は是非ご参加下さいませ。